2017.09.18 Model room 202
はじめてのワークショップが終了しました。
第一回目のWSは、壁のペンキ塗りでした。今までこの手のWSに参加したことは多々ありましたが、自分が主催する側になるのは初めてのことで至らないことだらけだったかもしれません。
それでもこのWSの為に、三連休の最終日に時間を割いてくれた参加者のみなさん、WSをサポートしていただいた方々、とにかく感謝の気持ちでいっぱいです。
WSの一週間前くらいから天気予報が気になりだしました。「おそらく天気だろう」という楽観的な気持ちが一変したのは、台風18号発生という予報でした。まだ時間はあるしまさか、と思っていましたがタイミングとしてはWSの日程にバッチリ合ってきそうな気配。前日の夜まで開催するか中止にするか、悩むことになりましたが、奇跡的に前日の夜に台風が東京を通過してくれました。「あー、よかった。」
当日の朝、WSの備品の準備をして、ケータリングの準備をして、スケジュールを確認してと、こなしているうちにもう10時ちかくなり、そろそろ集合時間です。ひとり、ふたりと参加者が集まってきました。全員集まり着替えを済ませて、さっそく自己紹介からスタートします。WSはまずマスキングの作業から始めました。塗装はマスキングが命と言われます。ご存知かもしれませんが、マスキングはけっこう時間と手間がかかります。今回の参加者はすべて女性だったのですが、女性陣が六尺の脚立に乗りながら、すべて天井から床までマスキング処理してくれました。マスキングが終わる頃には、そろそろお昼近くになっていて、塗装作業を始める前にお昼ご飯にしました。RRPでのワークショップではお昼ご飯は、こちらから提供しようと思っています。参加してくれる方々に何もお返しはできませんが、お昼ごはんくらいはこちらで用意したいと思うからです。それも人の温度が感じられて、しかも美味しいものが良いと思っています。今回はすぐフードクリエイターの金城さん(金ちゃん)のことを思い出し、ケータリングをお願いしました。ワークショップのことをお話し、この日の日程をなんとか調整していただきました。金ちゃんの作ってくれたご飯がとても美味しくて、台風一過で予想外の真夏日となったこの日の作業での疲れが吹っ飛びました。いつもそうなのですが食べのもの写真を撮り忘れます。思い出した頃にはすべて食べ終わっているからです。今回も残念ながら金ちゃんの料理の写真がありません。次回はわすれずに写真を撮らなくては。
午後はいろいろペイントを開始しました。塗装の花形「ペンキローラー」で壁面の塗りやすい部分を一気に塗っていきます。事前に職人さんにシーラーを塗っておいていただいたので、ペンキのノリが良いのと天気が良いので乾燥も早く、どんどん壁面が白く生まれ変わっていきます。塗りにくい縁の部分や、凹凸のあるところは刷毛を使って埋めていきます。とんとん叩く感じでペンキを盛るような作業です。
なんでもそうですが、このようなDIY作業ってみんなでやると楽しいです。音楽をかけておしゃべりしながら作業をしていく中で、独特の連帯感が生まれ、そしてどんどん空間が生まれ変わっていくのを目の当たりにするのが、やっぱり楽しいですね。
途中休憩を入れながら、作業は16:30まで続きました。休憩時に少し遠くから俯瞰して壁を観察するとき、やっぱり自分の塗ったエリアを真っ先に見てしまいます。「やっぱり自分のやったところが一番綺麗だな」などと思ってしまいます。他の人はどうなのかな?
作業を終了して、最後に集合写真を撮りました。塗り終わった壁をバックに全員で写真を撮って
とても良い記念になりました。そのあとは冷やしておいたビールをもって屋上でとりあえず、乾杯。打ち上げは金ちゃんの用意してくれたおつまみをつまみながら、みんなでしばらくおしゃべりをして楽しみました。
作業した時間は数時間ですが、皆で作業した壁は思い出になり、集合写真はRRPの記念になると思います。記念すべき第一回目のWSは大成功でした。WSに関わってくれたすべてのみなさん、
「お疲れ様でした!」また今後ともよろしくお願いいたします。