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平面から立体へ

アイデアが空間になっていく喜び

 RRPは現在工事進行中です。寒かった冬も終わり、いつしか桜が咲いて散って、

今は1年の中でもとても気持ちの良い季節になりました。

 プロジェクトがスタートしてから様々な出来事がありましたが、全体の3分の1ほどの工事が終了して見えてきたものがあるように思います。プロジェクトメンバーとの雑談や会議、打ち合わせの中から全体のコンセプトを個々のアイデアに落とし込んできました。もともと全く形のなかったのものが、実際にさわれる空間になってみてはじめて感じることがあると思うのです。

 

 RRPは言ってみれば空間創造によって新たな価値を生み出すことを目的としたプロジェクトと言えますが、アイデアを設計図にし2次元を現実空間にしていく作業こそがプロジェクトの作業なのです。あたらな価値を生み出せるかどうかは、この空間次第とも言えるでしょう。

 

 私はこの重要な工程においてとても大きなポイントがあるように感じています。

 

大きなポイント、言い換えれば大きなギャップと言えると思いますが、同じ目標に進んでいるメンバーの中でも空間が立体になるまえの設計図の段階において、具体的に空間をイメージできているのは建築士さん大工さんだけであるということです。

これは私に限ったことかもしれませんが、2次元の設計図を見ただけでは配置関係は理解できても具体的に空間をイメージすることができないのです。

 

 時間の経過とともに設計がまとまり工事が進んでいくと、部屋の中に間柱が立ってきます。空間の中に立ち上がる線が生まれると、途端にこれからできてくる部屋を具体的にイメージできるようになってきます。この瞬間がプロジェクトを進めていて一番興奮する瞬間です。そしてこの瞬間がプロジェクトをやっている醍醐味のひとつです。

 

 イメージができてしまえば、細々したことを想像することはだいぶ容易になります。この時新たな気づきがあって設計変更をお願いするようなことが起きてくることもあり、関係者にご迷惑をおかけすることになるので、やはり設計図の段階で具体的に空間をイメージできるようになりたいものです。

 

 空間創造に関しては素人である自分なりに、生まれてくる空間について想像し、考えながら言葉にしてきた結果として目の前に現れた空間がイメージ通り、またはそれ以上であったときは本当に嬉しいです。あと数週間で終了する第2期工事の空間においても、生まれてきた空間に自分自身がインスパイアされるような体験がありました。お部屋の完成後、そしてプロジェクト終了時に多くの人に私が感じたようなワクワク感を共有していただきたいと思っています。

 

 今後のRRPにご期待ください。