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マンションの緑化の話

RIKYUグリーン化計画

リノベーション工事で多くの廃材を出しました。そのほとんどは廃棄されましたが、一部木材は捨てずに保管していました。いつか使うだろうと捨てずに保管するという方針でいると、知らず知らず木材は増えていきます。工事が終わってからも結構ストックが増えていたりしてびっくりしました。リノベ工事終了後も細々とした問題の対応などでなかなか時間が取れず、DIYで手を動かすことができずにいましたが、そろそろ時間も取れるようになってきたのでスペースの整理の意味もあって廃材で何か制作することにしました。

何か考える時はいつも PINTEREST でイメージを膨らませるのですが、DIYで検索すると俄然手を動かして作りたくなる様なイメージがいくつも見つかりました。いろいろ検索して、今回は建物を緑化することに大量の廃材を使用することに決めました。

私は昔からプラスチックのプラントコンテナが嫌いです。

よく街を歩いていると紫外線でボロボロになったコンテナに忘れ去れたような植物たちが、健気に佇んでいる様子をよく見かけます。せっかく緑を植えたのだから、鉢を新しいモノに替えてあげればいいのにと思います。プラスチックって日本の夏の太陽(紫外線)に完敗ですよね。

ちょっと脱線しますが、私が妄想することのひとつに、この東京から電柱と電線がなくなって、さらに 街中の家の前に置かれているプラスチックコンテナとか発泡スチロールに植えられている植物をすべてテラコッタや陶器のちょっと雰囲気のある鉢に植え替えるだけで、なんとすてきな東京の景色に見違えるように変わるのではないか?!とよくよく思います。

そんなわけで建物を緑化するとしてもプラスチックのコンテナを使用することは 100% はじめからないので、廃材を利用して自分でプラントコンテナを作ろうと思ったわけです。DIY開始するにあたってネットなどで調べてみるとDIYでただ作れば良いわけでなく、作ったあと長くコンテナをもたせるためには木に防腐処理をしたり、土が流れ出て排水トラップを詰まらせない様にコンテナの内側にシートを貼ったりしたほうが良いことがわかりました。

いろいろと必要な材料を揃えていよいよ作業開始です。

このグリーン化構想を思いついたのが去年の秋の終わり頃で、今年の春前、すこし寒さが和らいで来た頃に作業をDIY作業をスタートさせました。

作り出してみるとコンテナひとつ完成させるのにも、なかなか時間がかかることがわかりました。まず、天気の良い日、特に風のない日を選んで作業しなければいけなかったり、防腐剤が乾くのをまったり、突然の雨で作業中止したり、あまりの暑さに作業できないとか、、

そんな感じでノロノロとコンテナを作り続け、ひとつまたひとつとコンテナが完成し、底石や土を買ってきて(自転車で)コンテナに敷き詰めてみると、作業の思い入れもあり古びたコンテナもとてもよく見えます。そのあと近所の農協に植物を買いに行き(自転車で)、ようやく植え込みをしてお水をあげてようやく作業終了。

この作業を、そろそろ冬って寒かったな、思い出せるようになった現在(季節は秋)までと何度も繰り返しています。

コンテナがひとつ完成してみると、RIKYUの住人さんたちもコンテナ(緑化)に興味を示してくれて、RIKYUコンテナの何個かは予定を変更して住人さんたちのベランダへ。建物それぞれのお部屋のベランダに緑が見えるなんて素敵だなと思うのです。

先日も住人さんの一人と日曜日の午後、お茶を飲みながら屋上でおしゃべりして(RIKYUコンテナで育てたレモングラスで、ハーブティーを入れてくれました)、いっしょに RIKYUコンテナを作る作業をしました。今度のコンテナには、ローズマリーとミントを植えるそうです。

廃材もそろそろなくなってきていて、今年の本格的な冬が来る前にこの廃材利用のDIYもいったん終了だなと思いつつ、住人さんたちとコミュニケーションを取りながら緑化を進められている今の状況に感謝したいと思いました。