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窓の取り付けをやってみました

プラマードU

昨日は午後から内窓を取り付けしました。

いわゆる二重窓の内側のサッシを自分で取り付けした訳です。

なぜ、今ある窓の内側にさらに窓をつけなければいけなくなったか?

それには深い訳があるのですが、

ここでは詳しい話は省略してその理由を簡潔にご紹介したいと思います。

今回の取り付けのメインの目的は防音です。

外からの音を遮音するために内窓を採用しました。日中はまだ良いのですが夜間の騒音を軽減できるようにするために YKKのプラマードU という製品を取り付けしました。

防音が目的なのでガラスも防音に適したタイプのものを指定しています。

その他 内窓の目的には、冬季の結露防止というのもあります。

窓と窓の間の空気層が外気と室内の空気との温度差を中和することで、結露が防止できます。

また暖房効果も効率アップとなります。

まあ、ここまではそんなに大した話ではないのですが、今回この窓を自分で取り付けしたことが

結構大きなことでありました。これまで何箇所も内窓を採用していますので、二重窓のイメージや効果についてはかなり知識がある方だと思います。

ただこれまでの取り付けは業者さんに現調から取り付けまですべてお任せしていたので、費用の心配だけしていればよかったのです。

今回は予算不足ということもあったのと、以前 内窓を取り付けている様子をみていた時に

「あれ、これ自分でもできそう、、」と感じたことを思い出したこともあってDIYで取り付け

することにしました。

今 ネットを見ると YKK や LIXIL の内窓をネット販売している会社もかなり存在していて、さらに

Youtube などには親切に取り付け方法を解説している動画も多々あります。これを参考にして

今回取り付けを無事に完了することができました。

取り付けまでの流れをご紹介しておきましょう。

まずは Youtube とネット通販業者のサイトを参考に現場の窓枠のサイズを測りました。

縦横それぞれ3箇所ずつ計測します。窓枠の寸法って場所によって結構数ミリ誤差があって、

この誤差を考慮しつつ3箇所した計測したうちに最小寸法を発注寸法にします。

今回は3箇所の窓にすべて内窓を取り付けしたので全部で18箇所を計測しました。

何度か測り直して一覧にまとめ、いよいよ発注をかけようという時には、なんともいえない緊張

感がわいてきました。なにせこの寸法が見当違いですと決して安くない数十万円単位のお金が無駄になってしまうのです。何度も何度も確認しなおして最終的には自分に自信をもってポチッ、

しました。

あと多少混乱したのが、窓には窓をロックするカギみたいなものがついていると思うのですが、

(これってクレセントって言うらしいです)外窓のクレセントが取り付ける内窓のガラスに

あたって閉まらなくならないようにしなければならないことです。

窓と窓の距離を適切に離して取り付けするためには、どのくらい離れていなければならないか?

内窓を取り付け予定のもともとの窓枠の奥行きが十分あれば良いのですが、今回はそれほど奥行きがありませんでした。おそらく15ミリ離せばクレセントがあたることはないはずで、、窓枠の奥行きから計算すると、今回は外側の既存の窓から17ミリ離せるからたぶん、おそらく、大丈夫なはず。。

計算上おそらく大丈夫だとは思っていても窓と窓の距離がかなりギリギリで、発注した窓がきちん設置できるかがとても心配でした。(クレセントがぶつからずに)

この心配に対しても「たぶん問題ない!」と自分に言い聞かせて発注となりました。

 さて、ネットで発注後数日でメールに納期回答がありました。

以外と早くて2週間後の○○日から納品可能です、時間指定はできません。納品日にはかならず

在宅してください。など指示がありました。

住人さんの都合を確認して、業者さんに納品日を指定して納品日を待ちます。

しばらくして、納品のことをすっかり忘れていた2週間後、「明日納品予定のプラマードUは

8:30から10:30に納品予定です、かならず御在宅いただきますようお願いいたします」とメール

連絡ありました。

さあ、いよいよ内窓が納品されます。

この時もまだ心配で、「ちゃんと窓枠のサイズに合うだろうか、計測ミスしていないだろうか」

という思いで一杯です。

納品当日の朝、10時過ぎに業者さんが到着しました。

防音使用なので普通よりさらに思いガラスサッシを階段で荷揚げしてくれました。

全部で6枚すべて納品され、あとはDIYで取り付けするだけです。

午後になり約束の時間にお部屋に入室し、いよいよ内窓のガラスをスライドさせる枠の取り付け

からやっていきます。プラマードU や、インプラス の内枠はプラスチック製で取り付けはビスで

固定するだけでそんなに難しくはありません。少し注意すべき点があるとすれば、外窓との距離を一定にするために細かく測りながらビスで止めていくことでしょうか。

まず左の縦枠、次に右の縦枠を仮止めして、それから下枠、それから上枠をはめていきます。

ビスを本じめする前にガラスサッシを乗せてサイズが合っているか確認します。

最初のガラスをはめてみようとしたとき、

ううう!入らない、、、

なんとガラスが大きすぎたか!!っと思いましたが、住人さんに手伝ってもらい二人ではめ

込んだら、なんとか入りました。

「ああ、よかった、、、」

2枚目、3枚目、そして4枚目のガラスも無事にはめて2箇所の窓枠に内窓を取り付け完了

しました。

ここまで所要時間およそ1時間半。

おもったより時間をくってしまいました。

最後の窓は一番大きい窓です。

また内窓の左枠レールから取り付けようとしましたが、 ここ、これは、、確実に大きい。。

窓の枠に対して、内窓の枠レールが5ミリは長い。。

「うーん、、どしよう。。」

じーっとこのプラスチック製の取り付け枠を観察してみると、、指定した寸法に業者さんが

切ったと思われる切り跡を発見。

「おー、そうか、この枠ってお客さんごとに指定の長さに切り落としているんだ」

そう判断し、そうなればそんなに難しい話ではなく、長い分切りお落とせば良いだけのこと。

さっそく丸のこで5ミリ切断しました。

そうすると予想通り窓枠にぴったり納まり、無事に残り2枚のガラスも取り付け完了!

こうしてはじめての内窓、3箇所合計6枚のガラスサッシを自分で取付けすることができました。

一度できてしまえば、次回からはお茶の子さいさい。

もしまた内窓を取り付けする場合は、次回から取り付け費用の心配も必要ありません。

 

ぜひ内窓を考えている人は、自分で取り付けに挑戦してみてください。